今年3月、新任の頃お世話になったA先生が退職されました。たくさんの叱咤激励を受けた中で、最も印象に残っているのが、部活動の指導についてです。ある部活を担当したところ、自分は一所懸命やっているつもりでしたが、子どもたちは、なかなか言う事を聞いてくれません。そんな時、A先生から、
職員室でゆっくりお茶飲んで、おしゃべりする暇があったら、子どもが来るのを先にグラウンドに行って待っておくようにと、アドバイスを受けました。(アドバイスというより、何をのんびり休憩なんかしているんだというお叱りの言葉でした。)部活の指導が上手くいっていないと自分でも感じていましたので、その日から、帰りの会が終わったらすぐに着替えて、グラウンドに向かいました。そして1ヶ月ぐらいたつと、子どもたちが素直に話を聞いてくれるようになりました。言う事を聞かないのは子どもが悪いと思っていましたが、そうではなく、私自身が、自分を省みないことに原因があったのです。先に行ってグランド整備でもしながら待っていると、子どもたちは、こちらのやる気を自然に感じ取ってくれました。
さて、この4月、期待と不安を持って仕事に就かれた新社会人のみなさんは、息つく暇もなく、多忙な毎日を過ごされていることと思います。そして、もう壁に当たり悩んでいる人もいることでしょう。一人で悩まず、周りの先輩に相談し、アドバイスを素直に受け入れていくと、必ず道は開けます。
新社会人のみなさんが、「自分が変われば、人も変わる」という経験を積みながら、一人前の社会人に成長されることを願っています。
2011.5.3(守田)